秋場所で新十両に昇進 福島市出身力士・丹治 市役所や母校を訪問

2026/9/3 19:05
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およそ100人の職員に出迎えられ、福島市役所にやってきたひときわ大きな男性。

秋場所で新十両に昇進する力士、丹治(たんじ)です。

福島市出身の丹治は福島一中を卒業後、荒汐部屋に入門。

17歳で幕下に昇進しましたが、その後は足踏み状態が続きます。

それでも2026年7月の名古屋場所で勝ち越し、20歳という若さで十両昇進を決めました。

【丹治】
「やっぱりたくさんの応援があったのが力になりましたし、まだこれからなので9月場所しっかり15日間頑張って結果出したいです」

丹治は若隆景(わかたかかげ)をはじめとする大波3兄弟と同じ荒汐部屋に所属。

5月の夏場所では優勝した若隆景の付け人を務め、その姿を間近で見ていました。

【丹治】
「稽古の仕方であるとか相撲の取り方も見てきたので、常に参考にしています」
「偉大な先輩がいるので、負けないように頑張りたいです」

県内出身の新十両は、2023年秋場所で昇進した白熊以来3年ぶり。

【意気込みを語る丹治】
「9月場所は福島市、福島県、日本を盛り上げるような相撲をとれるように、15日間全力で頑張るので応援よろしくお願いします」

KFBでは今から4年前、中学生だった丹治を密着取材。

当時、在籍していた福島一中には相撲部がなかったため、相撲の強豪・学法福島の高校生に交じって稽古を重ねていました。

【学法福島・二瓶顕人監督】
「相手の動きに反応する反射神経と、あとはバランス感覚が優れていて」
「中学生でここまで強くなった選手は初めてです」

中学3年生にして身長183cm。体重113キロ。

高校生との稽古でも、迫力十分です。

小学3年までは元体操選手でロシア人の母親の影響で新体操を習っていましたが、体の大きさから周囲に相撲を勧められ、相撲の世界へ足を踏み入れました。

【丹治(当時15歳)】
「もともと競技自体あんまりわからなくて、初めて学法福島の相撲部に来てこんなスポーツを今からするんだってちょっと思いましたけど」

ところが相撲を始めて翌年には全国大会に出場。

その強さにさらに大波三兄弟を見てきたという関係者も太鼓判を押します。

【福島県相撲連盟・矢吹庄治副会長(当時)】
「大波三兄弟についても素晴らしい素質を持っていました。中でも若隆景、天性的なバネ持ってましたね。それ以上ですね」
Q歴代のすごい方と比べても?
「抜群ですね」

【丹治(当時15歳)】
「福島県出身力士として、恥のないような正々堂々とした力士になりたいです」

丹治はその中学時代を過ごした福島一中を訪問。

在校生や保護者に迎えられ体育館の壇上に上がると、後輩たちにメッセージを贈りました。

【丹治】
「勉強とかも大変だと思うんですけど、やっぱり自分がやりたいことが一番大事なので、人生一度きりなので、それをしっかり信念持ってこれからの長い人生お互い頑張っていきましょう」

その後、関取としての活躍を願い、生徒たちから力強いエールが贈られました。

この場所で中学時代を過ごした丹治。

改めて、当時の映像を見てもらいました。

【丹治】
Q当時の自分に何か言いたいことは
「とりあえず20歳のときには関取になっているよ。と伝えたいです」

【丹治】
「自分の後輩、3年生の貴重な時間でこういう話、こういう場を作っていただけるのはありがたいことですし、お互い夢の途中なので頑張っていきたいですね」

関取として臨む秋場所は13日から始まります。

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