2025-08-29 20:26:17 配信
再生医療受けた50代女性死亡 医療機関らに緊急命令 死亡事案では初 厚労省

厚労省が緊急命令を出したのは東京・中央区の一般社団法人「TH」(現:日本医療会)、医療機関「ティーエスクリニック」(現:東京サイエンスクリニック)と埼玉・坂戸市の「コージンバイオ埼玉細胞加工センター」です。
20日、その医療機関で再生医療を受けた外国籍の50代女性が治療中に体調が急変し、その後、死亡が確認されました。
医療機関が厚労省に届け出た申請によりますと、患者から取った脂肪から細胞を培養し、それを患者本人に静脈注射することで慢性的な痛みを和らげるとうたった再生医療を行っていました。
29日、厚労省は死亡の原因究明が不十分として、その医療機関と細胞を培養した施設に対して類似している再生医療を停止するなどの緊急命令を出しました。
再生医療の死亡事案で緊急命令が出されたのは初めてです。
医療機関は「今回の死亡事故が治療と関連があるかどうか分かっていないので、解剖の結果を待ってから第三者の意見を仰いで対策を考えます」とコメントしています。
再生医療は国に届け出が必要ですが、厚労省が安全性などについて審査は行わず、患者が治療費全額を負担する自由診療となっています。
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