2025-08-11 11:57:02 配信

熊本県に大雨特別警報 土砂崩れ被害や行方不明者も

 記録的な大雨となっている熊本県では、大雨特別警報が発表され、各地で被害が出ています。

 気象庁は11日午前9時15分、熊本県玉名市と長洲町、八代市、宇城市、氷川町、上天草市に加えて天草市にも大雨特別警報を発表しました。

 玉名市では12時間で平年8月の2倍を超える雨が降り、観測史上1位を記録しています。

 玉名市を流れる境川で「1人が川に流された」と消防に通報があったということです。

 熊本県甲佐町では、避難のために家族と車で移動していた男性が土砂崩れに巻き込まれて行方不明です。

 また、福岡県福津市では「氾濫した西郷川で60代男女が川下の方に流された」という通報があり、警察が捜索を続けています。

 九州北部では、11日の昼すぎにかけて線状降水帯が発生する恐れがあり、引き続き災害の発生に警戒が必要です。

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