東日大昌平 多彩な投手を支える捕手

2026/8/4 14:54
XでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

創部27年目にして、初の甲子園出場を決めた東日本国際大学付属昌平。

夏の高校野球福島大会では、最速148キロを誇り、聖光学院打線をわずか2安打に抑えた照沼佑崇投手や、決勝で学法石川を5回2失点に抑えた白田夢真投手など、豊富な投手陣を駆使して、62チームの頂点に立ちました。

その投手陣をリードするのは、キャッチャーの小内壱晟選手。個性豊かな投手陣を巧みにリードし、大会を通じてチーム防御率は1点台。扇の要としてチームを優勝に導きました。

そんな小内選手ですが、実はキャッチャーになったのは去年の秋からでした。

【小内壱晟選手】
「チーム内でコンバートがいろいろ行われたんで、そこで自分もキャッチャーに行きますということを言って行きました」

去年秋の大会、初戦敗退後にチームが再編成され、小内選手はキャッチャーに転向。中学時代にもキャッチャーの経験はありましたが、当初は投手陣の球速や変化球の切れに対応するのに苦労したといいます。

【小内壱晟選手】
「ピッチャーのレベルが中学校から格段に上がっているので、その球についていくこと自体が最初は難しかったんですけど、それに対応できるためにたくさん練習することができて、ここまで来ることができました」

上達するには、できるだけ多くのボールを受けるしかない――。小内選手は投手陣に協力を頼み、毎日およそ2時間、キャッチング練習に励みました。その結果、今では投手陣から厚い信頼を寄せられる存在となっています。

【白岩蒼汰投手】
「試合だったら配球とかちゃんと信じて投げられるので」

【照沼佑崇投手】
「自分がサイン振っても『いやこれ放ってこい』そういう要求をたまにしてきて、大胆にリードしてくれるので、そこで思いっきり投げられますね」

【八木皇樹投手】
「自分調子悪かったのでその時(夏の大会)、そんな中引っ張ってくれて心強かったです」

そんな小内選手のキャッチャー転向に特別な思いを抱く投手がいました。

【白田夢真投手】
「中学校から仲良くて中学校の後半からバッテリー組んで、それで高校も一緒でバッテリー組めたのでとてもうれしいです」

ダブルエースの一人、白田夢真投手。

実は、中学時代は同じクラブチームでバッテリーを組んでいた二人。小内選手のキャッチャー転向を機に、待ち望んでいたバッテリーが復活します。

【小内壱晟選手】
「正直嬉しかったですね。球受けるのも2年ぶり3年ぶりくらいだったので、成長していて嬉しかったです」

【白田夢真投手】
「投げたい球だったり、配球をわかっているので、そこで信じて投げられるのでそこらへんが嬉しいです」

夏の高校野球福島大会の決勝。甲子園出場を決めた最後の1アウトは二人で掴んだものでした。

【小内壱晟選手】
「最後あの場面で白田とバッテリー組めて、優勝することができて、今まで6年間一緒に野球をやってきたので、込み上げてくるものがありましたね」

5日開幕する甲子園。昌平の初陣は大会4日目。対戦相手は北北海道代表の白樺学園

【小内壱晟選手】
「二人でマウンド行って、いいピッチングを白田にさせることができたら(お世話になった人が)喜ぶと思うので、そういう姿を見せたいです」

多彩な投手陣を束ねる、小内選手。ピッチャーの持ち味を最大限に引き出し、夢舞台・甲子園での勝利を目指します。

【小内壱晟選手】
「(甲子園で)いろんなすごいバッターがこれから来ると思うんですけど、ピッチャーにはいろいろ声をかけて、自分のミットだけ見て投げてこいと言って、自分のいい球を投げてほしいですね」
「初出場なので、いろんなミスに怖がらずに全力プレーで1勝目指して頑張りたいと思います」

最新ニュース

全国ニュース