2026-01-20 00:14:49 配信

トランプ氏「平和のみ考える義務感じない」 平和賞を受賞できなかったことを理由に

 アメリカのトランプ大統領がノルウェーの首相に対し、ノーベル平和賞を受賞できなかったことを巡って、「もはや純粋に平和のみを考える義務を感じない」と伝えていたことが分かりました。

 複数のアメリカメディアによりますと、トランプ大統領がノルウェーのストーレ首相に宛てたメッセージの中で、「8つの戦争を止めた功績にもかかわらず、ノルウェーがノーベル平和賞を授与しないと決めた以上、私はもはや純粋に平和のみを考える義務を感じない」と伝えたということです。

 また、常に平和が最優先としながらも、「今やアメリカにとって何が良くて適切かを考えることができる」としています。

 グリーンランドがデンマーク領であることについても、「何百年も前に船が上陸しただけだ」と疑問を呈し、「アメリカがグリーンランドを完全に掌握しなければ世界の安全は保証されない」、「今こそNATO(北大西洋条約機構)がアメリカのために貢献すべき」などと主張しました。

 ストーレ首相は19日の声明で、報道されたメッセージがトランプ大統領からの返信であることを認めました。

 トランプ大統領がグリーンランドを巡ってヨーロッパの8カ国に10%の追加関税を課すと表明したことを受けて、ストーレ首相が18日に電話会談を呼び掛けるメッセージを送ったところ、直後にトランプ大統領が返信したということです。

 また、ストーレ首相はトランプ大統領に対し、ノーベル平和賞はノルウェー政府から独立したノーベル委員会が決めていると説明したとしています。

 一方、トランプ大統領は19日、NBCテレビのインタビューで、「ノーベル平和賞は彼らが何と言おうとノルウェー政府が完全にコントロールしている」と指摘しました。

 また、ヨーロッパ各国は「グリーンランドではなくウクライナに集中すべきだ」と主張し、グリーンランド買収が実現しない場合、ヨーロッパへの関税を必ず実行すると強調しました。

 軍事行動に踏み切るかについては「ノーコメント」と言及を避けました。

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