2025-10-16 04:18:45 配信
NATO ウクライナへ支援拡大へ 米国製兵器供与の枠組みに半数以上が賛同

NATOは15日、ベルギーのブリュッセルで国防相会合を開きました。
ルッテ事務総長は会合後の会見で、加盟国が、アメリカ製兵器などを購入し、ウクライナに供与する枠組み「PURL(=優先ウクライナ要求リスト)」に、加盟国の半数以上となる16から17カ国が参加を表明していると述べました。
今年9月の運用開始当初は、オランダやドイツなど、6カ国のみの参加でした。
アメリカのヘグセス国防長官は会合を前に「トランプ大統領の下で私たちが学んだことの一つは、力によって平和を積極的に実現することだ」と主張し、加盟国に対して「PURL」への参加を求めていました。
また今回の会合では、ロシアによるドローンの領空侵犯がNATO加盟国で相次いだことを受け、対策を強化する方針が示されました。
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