イスラエル首相府は13日、午後にエジプトで開催予定のガザ地区の和平を巡る首脳級会議にネタニヤフ首相は出席しないと発表しました。

　エジプト政府は午前、ガザ地区の戦闘終結や中東の平和を実現することを目的とした13日開催の首脳級会議にイスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が出席すると発表していました。

　アメリカのトランプ大統領が仲介した午前の電話会談でエジプトのシシ大統領がネタニヤフ首相を招待したということです。

　ところが午後になり、イスラエル首相府はネタニヤフ首相は「会議に出席しない」と発表しました。

　首相府は、その理由について「祝祭日の開始と時期が重なるため」と説明しています。

　ガザ地区の和平を巡る首脳級会議はエジプトの紅海沿いのリゾート地・シャルムエルシェイクで開催する予定で、トランプ大統領とシシ大統領が共同議長を務め、中東や欧米など約30カ国の首脳らが出席する予定です。