2025-10-01 02:12:51 配信

NATO事務総長「ドローンの壁構想は必要」 ロシアの相次ぐ領空侵犯受け

 ヨーロッパでロシアのドローンによる領空侵犯が相次ぐなか、NATO(北大西洋条約機構)のルッテ事務総長が「ドローンの壁構想は必要だ」と述べました。

NATO ルッテ事務総長
「『ドローンの壁』構想は、非常に優れたアイデアだと思う。なぜそれが重要なのか?まず第一に、私たちは自分たちの空を安全に保たなければならないからだ」

 ルッテ事務総長は先月30日、EU(ヨーロッパ連合)との会合前に会見し、ロシア国境の空域を常に監視し、ドローンの侵入を検知する「ドローンの壁」構想について「必要なもの」との認識を示しました。

 また、先月にポーランドやルーマニアで相次いだロシアのドローンによる領空侵犯について「無謀であり、容認できない」と非難しました。

 EU加盟国の首脳らは今月1日にコペンハーゲンで開かれる非公式会合で「ドローンの壁」構想などについて協議します。

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