2025-08-14 05:08:23 配信

9月利下げ期待でナスダック最高値更新 米財務長官「1.5~1.75%利下げすべき」

 13日のニューヨーク株式市場はアメリカのFRB(連邦準備制度理事会)の9月利下げへの期待感から、買いが広がりナスダック総合指数は一時、取引時間中の最高値を更新しました。

 アメリカ労働省が12日に発表した7月の消費者物価指数がおおむね予想通りの結果となったことで、マーケットではインフレに対する過度な懸念が後退し、ニューヨーク株式市場では株を買う動きが広がりました。

 ダウ平均株価は一時、400ドル以上値上がりし、ハイテク株中心のナスダック総合指数は一時、取引時間中の最高値を更新しました。

 アメリカのベッセント財務長官はブルームバーグのインタビューで「9月に0.5%の利下げから始まって一連の利下げを実施できる」と述べたうえで、政策金利について「1.5%から1.75%下げるべきだ」と指摘しました。

 また、日銀の植田総裁と話したと明らかにしたうえで、「日本はインフレの問題を抱えている」「私の見解だが、彼らは後手に回っている利上げを実施するだろう」と述べました。

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