2025-06-25 12:31:27 配信

米報道「イラン核施設破壊されず」 国連安保理で米は否定

 イランの核施設はアメリカ軍による攻撃で破壊できておらず、数カ月の遅延を引き起こした程度だとする調査結果をアメリカメディアが報じました。

 複数のアメリカメディアはアメリカ国防情報局が作成した初期調査の結果として、今回の攻撃では重要部分の破壊はできておらず、電気系統など復旧に数カ月かかる程度の被害しか与えられていないと明らかにしました。

 関係者らは「濃縮ウランの貯蔵施設は破壊できていない」「遠心分離機は『無傷だ』」などと話しているということです。

 一方、24日に開かれた国連安保理の会合でアメリカ側は「イランの核兵器生産能力を低下させるという限られた目標を効果的に達成した」と強調しました。

 また、「今回の攻撃は国連憲章に準拠した集団的自衛権の固有の権利に基づいたものである」と主張しています。

トップへ戻る