2025-06-03 14:54:41 配信

モンゴル首相 信任決議否決で退陣 息子のぜいたくに批判集中

 息子のぜいたくな暮らしに批判が集まっていたモンゴルのオヨーンエルデネ首相の信任決議が否決され、憲法の規定によって退陣が決まりました。

 地元メディアなどによりますと、モンゴル国民大会議は3日、オヨーンエルデネ首相の信任投票を行いました。

 126人の国会議員のうち信任44票、不信任38票で、他は投票に参加せず、過半数を割ったため信任決議は否決されました。

 憲法の規定などによりオヨーンエルデネ首相の退陣が決まり、首相は「私を支持してきた国民に感謝する」などと話しました。

 地元メディアは海外留学中の首相の息子が高級リゾートを借り切って婚約者にプロポーズしたり高価なプレゼントを送ったりしたと報じていて、批判が集まっていました。

 首都ウランバートルでは5月中旬から、ぜいたくな暮らしに対する抗議デモが続いていました。

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