
“一票の格差”訴訟 7月の参院選は「違憲状態」 無効請求は棄却 名古屋高裁金沢支部
2025-10-29 17:56:54配信
「一票の格差」が是正されないまま行われた7月の参議院選挙は憲法違反だとして弁護士らのグループが選挙の無効を求めていた裁判で、名古屋高裁金沢支部は訴えを退けながらも選挙は「違憲状態だった」と判断しました。
訴状などによりますと、7月の参院選では議員1人あたりの有権者数が最も少ない選挙区と最大の選挙区の格差が3.13倍となっていて、憲法が定める投票価値の平等に反しているとして弁護士らが北陸3県の選挙管理委員会に対して選挙の無効を求めていました...