2026-06-25 18:28:59 配信

【青森で震度6強】“長い揺れ”ビルの外壁崩落 11人けが 東北地方で地震相次ぐ

 25日朝、岩手県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、11人がけがをしました。なぜ東北地方で大きな地震が相次ぐのでしょうか。専門家は「割れ残り」の可能性を指摘しています。

■“長い揺れ”ビルの外壁崩落

 朝、地震の特徴を捉えた映像があります。

 岩手県盛岡駅前に設置されたカメラが激しく揺れ動き、下に傾きました。なおも震動は続き、1分後、カメラはまだ揺れています。

 その後もしばらくおさまりませんでした。

 数分に及ぶ“長い揺れ”に、専門家は…。

「地震学」が専門 東京科学大学 中島淳一教授
「“大きな地震”は比較的長い揺れを多く含む『地震波』を放出する。したがって今回の地震の“規模が大きかった”」

 午前7時半ごろ、岩手県沖の深さ44キロを震源とするマグニチュード7.2の地震がありました。

 青森県階上町では震度6強を観測しています。

 震度6弱を観測した八戸市では街の至る所に被害が出ていました。

 飲食店などが入るビルの中が水浸しになっています。地震の揺れで屋上のタンクが破裂してしまったそうです。

ビル内のバーを経営 菊地敏典さん
「水が出ないので営業はできないと思う。2カ月くらい水が出ないのではと…どうしたらいいか分からない」

 これまでに青森県で9人、岩手県で2人のけがが確認されています。

■割れ残りか 東北で地震相次ぐ

 東北では震度5弱以上の地震が4月以降、毎月起きています。

 八戸市に限ってみると、去年12月に6強、4月にも5弱の地震がありました。

光鮨 橋本憲賢さん
「(Q.(今回は)去年12月よりも…?)全然大きい、思ったよりも横揺れが強くて、バランスをとるのが難しいくらい強い揺れを感じた」
「(Q.地震が続いているが…?)不安はたくさんあるが、仕方ないので、精一杯やりたい」

 なぜ、この付近で大きな地震が相次いでいるのでしょうか。

中島淳一教授
「もともと大きな地震が発生しやすい場所、ただ…」

 専門家は、過去の地震との関連性を指摘します。

中島淳一教授
「今回の地震の北側で昨年12月に、今回の地震の南側で今年4月に地震が起こっている。今回の領域はちょうど挟まれた領域、北側が“割れて”南側が“割れて”その間が“割れずに残っていた”状況。したがっていわゆる“歪み”が今回の領域に蓄積していたと考えられる。歪みの蓄積で今回発生したと考えられる。少なくとも数日から1週間程度はこういった規模の地震が起こることを想定して生活していただきたい」

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