2026-05-07 18:35:19 配信
元力士“市議会のドン”ら逮捕 「復興のシンボル」建設で賄賂か
「復興のシンボル」が犯罪の舞台に。斡旋(あっせん)収賄の疑い逮捕された男は、かつて力士で「市議のドン」と呼ばれる存在でした。■元力士“市議会のドン”ら逮捕
逮捕された八代市の成松由紀夫市議(54)
「(Q.『金をもらっただろう』ということが根底、完全に否定する?)当たり前じゃないですか。だから前回の記者会見でお見せしましたよね、フラット35で(住宅)ローン組んでいる。警察も疑義があれば通帳でも何でもめくる、だから捕まってますってはっきり言って…そうでしょ?だから(金を)もらっている、もらっていないは断固否定。フラット35で家を建てているので、お忘れなく」
熊本県八代市の成松由紀夫市議。賄賂を受け取った疑いで7日、逮捕されました。
八代市議 成松由紀夫容疑者
「(Q.疑念を持たれてるが憤りは?)それは怒ってますよね。ただ、我が自民党は政策集団なので、野党がそういうのも議会の中で質問したり、この1年半、執拗(しつよう)な行為はありました。ただ、そこは戦っていかないと、議員ですのでそういう気持ちでやってますけどね」
事件の中心にあるのが警視庁などが捜索に入った八代市役所です。
旧市役所は2016年に発生した熊本地震で損壊。2022年に「復興のシンボル」として建て替えられた新庁舎の建設工事を巡り…。
捜査関係者によりますと、成松容疑者は工事業者の入札で「前田建設工業」に便宜を図るよう八代市側に働き掛けた見返りに業者側から現金6000万円を受け取った疑いが持たれています。
■「復興のシンボル」建設で賄賂か
建設は「前田建設工業」が約118億円で落札し、新庁舎が完成しましたが、事業計画に伴う意思決定の経緯などに疑問の声が…。
実態を調査するために八代市議会に設置された調査特別委員会の様子では、入札業務を担当した八代市職員が「おかしい業務があった」と証言しました。
入札業務を担当した八代市職員
「総合評価の基準案を上司から渡された時に『天の声によるものであり、一言一句変更せず案に従い事務を行うように』と口頭で指示があった。八代弁でしゃべっていいですか?『〇〇ちゃんはペーペーだから責任は取らんでいいとよ』というような発言をされた。私は元々、数学の教師の免許を持っていて数学が得意。それでもって、この計算を行っていたというところ」
一連の“賄賂”疑惑の報道について問われた成松容疑者は先月の会見で…。
八代市議 成松由紀夫容疑者
「これはジャーナリストとしてどうなんですかね、ジャーナリズムとしてどうなんでしょうねというところ。私は以前から魔女狩りの気分になってましたので、なんでこんな騒ぎになっているのか、事実無根のことが多いので」
成松容疑者は八代市議として当選6回の元力士で、市議会のドンとして知られていました。
この事件では成松容疑者と共謀したとして松浦輝幸容疑者(84)も逮捕されていて、警視庁などが捜査を進めています。
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