2025-10-21 22:39:45 配信

畑の罠にかかったクマに「緊急銃猟」 興奮状態で脱出を図ったため 群馬・昭和村

 群馬県昭和村でクマに対して市街地での銃の発砲が可能になる「緊急銃猟」が行われ、住宅の畑のわなに掛かったクマが駆除されました。

 昭和村によりますと、17日午後1時すぎ、住宅の畑に設置されているイノシシ用のわなに体長約150センチの雌のクマ1頭が掛かっているのを住民が目撃しました。

 職員が駆け付けるとクマは興奮状態で、わなの中で暴れて脱出しようとするなど危険な状態だったということです。

 麻酔銃での捕獲を検討しましたが、日没までの対応が困難だったため、村は緊急銃猟による駆除の必要があると判断しました。

 緊急銃猟は住民への注意喚起や屋内避難など安全の確保ができたことを確認してから高所作業車を使用して発砲したということです。

 クマが見つかった現場は国道255号沿いで、周囲には住宅が点在しています。

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