スポーツ庁の新たな長官に就任したパラリンピック競泳金メダリストの河合純一さんが初登庁し、「この国のスポーツをさらに価値のあるものにしたい」と抱負を語りました。

新たに就任したスポーツ庁　河合純一長官
「この国のスポーツをより価値のあるものとして、多くの皆さんと共有できるようにしていくことが大きな使命ではないかと思っている」

　スポーツ庁の河合純一長官は1日、就任後初めてとなる会見に臨み、室伏広治前長官のこれまでの功績に感謝を述べるとともに抱負を語りました。

　パラリンピアンとして長官に着任したことにも触れながら、障害の有無を越えてスポーツの魅力を伝えたいとしています。

　また、部活動の地域展開をはじめとしたスポーツ行政を一歩一歩前進させていきたいとしたうえで、「霞が関で1番インクルーシブな組織になれば理想だと思う」と述べました。