7月の参院選での公職選挙法違反事件で、パチンコ店の関係者230人が書類送検されました。

　パチンコ店「デルパラ」などの店長や店員ら230人は、参院選に立候補した候補者を当選させようと報酬を受け取る約束をしたうえで投票したなどとして書類送検されました。

　警視庁などによりますと、店長らは「デルパラ」代表の李昌範被告（50）らから「投票に行けば残業代を出す」などと指示され、正社員は4000円、アルバイトは3000円を受け取る約束をしていました。

　合わせて236人が摘発され、平成以降の国政選挙では最多となりました。