2025-08-25 14:00:09 配信

大川原冤罪 “第三者の検証を”元顧問遺族が再調査を要望

 「大川原化工機」を巡る冤罪(えんざい)事件で、勾留中に胃がんが見つかり、その後亡くなった元顧問の遺族が警視庁と検察の検証が不十分として再調査をするよう求めました。

相嶋静夫さんの長男
「検証は第三者を入れ、立件に至る具体的な事実を客観的に認定し、さらに深く原因追及を行うべきです」

 警視庁と検察の幹部は25日午前、勾留中に胃がんが見つかり、その後亡くなった大川原化工機の元顧問・相嶋静夫さんの墓前に手を合わせ、遺族に直接謝罪しました。

 警視庁と検察は7日に検証結果を公表しましたが、遺族からは「捜査員の弁解を採用し、都合の悪い事実に触れていない」との声が挙がりました。

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