2025-07-24 12:13:41 配信

新たな津波情報 観測できない「欠測」の運用開始 気象庁

 気象庁は津波が発生した際に何らかの理由で観測データが得られなくなっていることを知らせる「欠測」という情報の運用を24日正午から始めます。

 気象庁は津波警報などが発表されると津波の到達予想の後に観測値の情報を発表します。

 この観測値のデータが何らかの理由で得られなくなり、津波が観測できないことを「欠測」といいます。

 能登半島地震では、石川県珠洲市の観測点で地盤が隆起した影響により、津波の観測ができなくなりました。

 テレビ朝日は欠測について、観測データが全く入ってこない場合は点線で表示し、途中から観測できなくなった場合は、それまでに観測できた津波の高さを表示します。

 気象庁は欠測について「観測できないだけで津波が来る恐れはあるので、津波警報などが解除されるまでは避難するなど、命を守る行動をしてほしい」としています。

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