■大型クレーン横転“家”が潰れる

　大型のクレーン車が横転し、家が壊れました。

　9日午前9時すぎ、名古屋市の住宅街で作業中のクレーン車が横転。向かいの老人ホームなどに倒れ掛かり、さらに電柱も倒したため、辺りでは停電が発生しました。

近所の住民
「テレビ見ていて、ダーンッて音がして。何かあったぞって表に出たら、こんな状態だった」

　クレーンには無残に壊れた家の一部が覆い被さっています。

　しかし、空から事故現場を見ると、辺りに損壊した住宅は見当たりません。壊れた家は一体どこにあったのでしょうか。

目撃者
「風呂の外枠だったんじゃないかなって思うんですけど、つり上げてるのを見てて、ちょっと揺れていて、今あれが落ちたら危ないなって思った途端にガシャーンって落ちたのでびっくりしました」

　警察によりますと、壊れたのは建設中の家だったといいます。戸建て住宅の建設現場から組み立て済みの家屋の一部をつり上げて運ぶ作業をしていたとみられるということです。