健康被害が相次いでいた、いわゆる「大麻グミ」を製造・販売していた大阪市の会社の元社長が逮捕されていたことが分かりました。

　医薬品医療機器法違反の疑いで25日に逮捕されたのは、大麻グミを製造販売していた大阪市の会社「WWE」の元社長・松本大輔容疑者です。

　近畿厚生局麻薬取締部によりますと、松本容疑者は去年11月、指定薬物成分HHCを含んだ固形物、約7.7キロを神奈川県内にある会社の倉庫に保管していた疑いが持たれています。

　また、元従業員の男も逮捕されたということです。

　大麻グミを巡っては、食べた人が救急搬送されるなど全国で体調不良を訴える人が相次ぎ、麻薬取締部は「WWE」に立ち入り検査を行い、販売停止命令を出していました。

　松本容疑者はSNS上で、「WWE」は2月末で解散したと表明しています。