2026-05-20 17:00:03 配信
卸売業者間コメ取引 4月は契約数量が過去最少 農水省「全体として値下がりの流れ」
卸売業者などの間で取引されるコメについて、4月に契約された量が、調査開始以降で最も少なくなったことが明らかになりました。農林水産省によりますと、業者間で取引された2025年産米の4月の価格は、3月と比べて102円高い60キロあたり3万3447円でした。
ただ、コメの価格は今後も先安観が続くとの調査結果も出ていて、農水省も「全体として値下がりしていく流れは変わっていない」としています。
また、4月に契約されたコメの量は、去年の13万7000トンと比べて4割以上少ないおよそ7万9000トンで、2006年の調査開始以降で最も少なくなりました。
去年取引された量が例年より多かったため、その反動とみられています。
こうしたなか、生産者が主食用や飼料用など、2026年産米を用途別にどれだけ作付けするかを示す最新の調査結果も発表されました。
農水省によりますと、4月末時点での主食用米の作付け面積は、1月末時点より2000ヘクタール増え136万3000ヘクタールとなりました。
このまま生産した場合の収穫量の見通しはおよそ733万トンとなり、農水省が示した需要見通し711万トンを大きく上回ります。
その一方で、飼料用米は需要見通しに対して最大20万トン足りないなど、主食用以外のコメは大きく不足することになります。
農水省は、主食用以外のコメの生産を働き掛けていく方針です。
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