2025-11-16 19:01:11 配信
2024年度の労働生産性 実質で+0.2% 4年連続プラスも 人手不足でほぼ横ばい推移
2024年度の就業者1人あたりの労働生産性は実質で0.2%上昇し、4年連続でプラスとなりました。労働生産性は労働者1人あたりで生み出す成果を指標化したもので、労働者の能力向上や企業経営の改善などによって上昇し、賃上げや経済成長をもたらします。
日本生産性本部によりますと、2024年度の日本の1人あたりの労働生産性は物価上昇を織り込んだ実質ベースで前の年から0.2%上昇し、4年連続でプラスとなりました。
政府が目標とする実質賃金の1%上昇を定着させるためには1%を超える労働生産性の上昇が必要とされていますが、人手不足が深刻化するなかで0%に近い、ほぼ横ばいの状態で推移しています。
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