コンビニで消費期限が近付いた「おにぎり」を購入すると、福祉施設にお米代が寄付される取り組みが始まりました。

　ローソンが始めたのは消費期限が近付き割引シールが貼られたおにぎりを買うと、1個あたり1円が寄付される取り組みです。

　集まった寄付金は全国の老人ホームや児童養護施設などでコメを買うための費用に充てられます。

　5日から約3カ月間で3000から4000万円程度の寄付金が集まる見込みです。

社会福祉法人こうほうえん　廣江晃理事長
「非常に食材費が上がっている。本当に経営的な部分で苦しい状況になっているので、そういった部分で大変うれしい」

　まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「フードロス」は年間、470万トン以上に上ります。

　ローソンはフードロス削減の取り組みを福祉施設の支援にもつなげたい考えです。