2025-11-19 15:16:13 配信

クマの個体数の調査を全国的に実施する考え 木原官房長官

 各地でクマによる人身被害が相次いでいることを受け、国会の衆議院内閣委員会で木原官房長官はクマの個体数の調査を全国的に実施する考えを示しました。

木原官房長官
「このクマ被害対策を徹底するためには、個体数推定を速やかに実施する必要がある。統一的な手法によってクマの生息状況の調査を全国的に実施します」

 政府がとりまとめた対策パッケージでは、クマの個体数推定は中長期的に取り組むことに分類されていて、立憲民主党の川内議員は「緊急に取り組むべきだ」と求めました。

 木原長官は、当面は古いデータを活用しながら対策を進め、新たな調査結果を踏まえて対策をアップグレードする方針を説明しました。

 また、狩猟免許の所持が必要な箱わなの設置を自衛隊や警察官ができないのか問われ「法令を守ったうえで、杓子定規ではなく対応することが必要だ」と述べました。

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