2025-09-15 12:58:48 配信
茂木氏は祭りをはしご 小泉氏、地元支持者に意向伝える 自民総裁選告示まで1週間

■“一番乗り”茂木氏 地元の祭りハシゴ
茂木敏充前幹事長のXから
「おはようございます。私の政策や想いが多くの方々に伝わるように、今日も1日全力で取り組んでいきます」
14日だけで3つのテレビ番組に出演した、自民党の茂木前幹事長。
三連休の初日は、地元・栃木県で祭り会場をハシゴして、得意の焼きそばを参加者に振る舞ったほか、握手や記念撮影に気軽に応じました。
総裁選挙が告示され、党員の郵便投票が始まる22日まで、あと1週間。石破総理の辞任会見翌日に総裁選へ名乗りを上げたのは、いち早く注目させて支持率を上げる狙いがあるとみられます。
一方、小林鷹之元経済安保担当大臣と小泉進次郎農水大臣は13日、地元の支援者に、総裁選に出馬する考えを報告しました。
小泉氏が出馬を宣言すると、会場は大きな拍手に包まれたといいます。
小泉氏の後援会 森会長
「もう“万雷の拍手”でした。もろ手を挙げて『ぜひ頑張ってほしい』というエールを送ったところです」
■「内閣のかなめ」 林氏いつ?
対照的に動きが見えないのが、高市早苗前経済安保担当大臣と林芳正官房長官の2人です。林官房長官は「内閣の要」とも呼ばれる立場にあり、「ポスト石破」への名乗りを急げば、政権を投げ出した印象を与えてしまう可能性があります。
高市前経済安保担当大臣は、この連休中も議員宿舎にこもり、戦略を練っている模様です。
去年の総裁選では、総理就任後も靖国神社を参拝すると明言し、外交への影響を心配した議員らが離れる要因となりました。
自民党(高市陣営) 黄川田仁志衆院議員
「(高市陣営の会議では)昨年の総裁選挙の反省みたいな、『こういうふうにしとけばよかった』とか、そういう話もあった」
今後の注目はそれぞれの候補が、どのような政策を打ち出してくるかです。
岩屋毅外務大臣
「(Q.どういうことが次の総裁に求められる)石破政権の課題を引き継ぎ、発展させる人が望ましい」
前回の総裁選では、この5人のうち「減税」を主張した候補は誰もいませんでした。
立憲民主党 野田佳彦代表
「前回と同じ主張だったら意味がないので、参議院選挙で敗れた後にどういう主張を展開するか見定めたい」
(「グッド!モーニング」2025年9月15日放送分より)
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