2025-07-15 12:19:22 配信

神奈川選挙区・4議席の行方 無党派多い首都圏の戦い

 投開票日まであと5日となった参議院選挙。15日は、4つの議席を16人で争う神奈川選挙区です。物価高、生活費対策への訴えが目立っています。

 与野党の党首が続々と応援に入り、激戦が繰り広げられる神奈川。「風」の影響を受けやすい首都圏で安定した戦いでリードしているのは立憲の現職です。

立憲 現職 牧山弘恵氏
「政治に何を求めますか。すると100%の方々が物価高、そしてその中の100%の方々が食料品の価格で困っている。皆の健康と命を守るためにも食料品の消費税を0%にするんだ」

 自民の新人も現金給付を巡る判断など、党への逆風が吹くなかでもリードを保っています。

自民 新人 脇雅昭氏
「急激な物価高、なぜ起きたのか、どうして起きてしまったのか。根本的な中長期的なことを聞こえがいいかどうかは別として、しっかりとやっていかなくちゃいけない」

 与野党第一党の候補が先行するなか、横並びの熾烈(しれつ)な争いを繰り広げているのが、参政・国民・公明です。

 全国で勢いを見せる参政は、神奈川でも保守層の取り込みを目指します。

参政 新人 初鹿野裕樹氏
「我々参政党は今こそ減税、積極財政をしましょうという政党です。日本人ファーストの我々日本人が、我々庶民が安心して豊かに暮らせる日本を作っていきたい」

 国民は、去年の衆院選の勢いを保って、神奈川選挙区で初の議席獲得を目指します。

国民 新人 籠島彰宏氏
「日本という国を、私たち一人ひとりの生活を、子どもたちの未来を守っていくためには、もう給料を上げないと持たないんだと私は強く訴えていきたい。手取りを増やす夏を実現する」

 新勢力の新人2人に地盤を脅かされる展開で焦る公明の現職のもとには、与党党首がそろい踏み。

公明 現職 佐々木さやか氏
「所得税や自動車、またガソリンの暫定税率の廃止に取り組んでまいるとともに生活応援給付お一人2万円、これを組み合わせていただいて、誰もが安心できる物価高対策、取り組んでまいります」

 わずかな差で続くのが、共産の新人です。

共産 新人 浅賀由香氏
「一人ひとりの痛みや苦しみに向き合い、すべての人を支える政治が必要です」

 神奈川選挙区にはその他、ご覧の方々が立候補しています。

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