2025-07-15 18:47:47 配信

国連 SDGs報告書公表 目標達成に「大きく遅れている」

 国連は「SDGs(持続可能な開発目標)」について報告書を公表し、目標達成に向けて「大きく遅れている」と危機感を示しました。

国連 グテーレス事務総長
「本日の報告書はSDGsが依然として達成可能であることを示している。しかし、それは私たちが緊急性、団結、そして揺るぎない決意を持って行動を起こす場合に限る」

 国連は14日、2030年までの達成を目指す「SDGs」に関する進捗(しんちょく)状況をまとめた報告書を公表しました。

 「達成もしくは順調」と判断できる項目は18%で、この数字に「ゆるやかな前進」を加えても35%にとどまっています。

 一方、18%が2015年のベースラインより「後退している」としています。

 SDGsの達成目標期限である2030年まで5年と迫るなか、グテーレス事務総長は「私たちは全力で取り組む必要がある」と声明を出しています。

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