2025-07-05 18:01:41 配信

参院選 公示後初の週末 “物価高対策”など各党アピール

 今週公示された参議院選挙は初の週末を迎え、各党幹部が物価高対策など、有権者に訴えました。

自民党 石破総裁
「日本は世界有数の災害大国なのですから、防災体制は世界一でなければなりません。それが防災省であります。どこの党が今災害対策を語っていますか。賃上げも大事です。そしてスピードが大事です。困っている人に重点化する対策が必要です。給付金ってそういうことです」

公明党 斉藤代表
「今回の参議院選挙は、物価高乗り越え選挙です。減税と給付、両方です。減税は所得税の減税。自動車にかかるいろいろな税制を簡素化して、単純化して、負担を軽減します」

立憲民主党 野田代表
「食料品の消費税0%、1年間で5兆円の財源が必要になります。きちっと財源を提示して、赤字国債を発行しないということを約束しています。他の野党とは違います。赤字国債をたれ流しすればいいってもんじゃありません。きちっと財源を示して、責任ある減税を実現をしていく」

日本維新の会 前原共同代表
「社会保険料を下げる、企業団体献金の禁止をやっているのは日本維新の会だけ。身を切る改革、消費税、食料品、物価高対策で皆さん2年間まずはゼロにしませんか。食料品だけ」

共産党 田村委員長
「すべての消費税が減税になるように消費税5%への減税、求めています。外国人特権なるものをあおり立てて、暮らしの苦しさを外国人への敵愾心(てきがいしん)にそらしてしまう。そんなことやっても、この国の政治は決して良くはなりません」

国民民主党 玉木代表
「高齢者が大変だってなった時に2万円を1回だけ配るんじゃなくて、根本的に今頑張っている現役世代の皆さんの給料や手取りが増える。そんな政策をやっていこうと訴えているのが国民民主党なんです」

れいわ新選組 山本代表
「消費税を廃止すればあなたのどれくらいの負担軽減につながるか。平均的な世帯で1年間30万円使えるお金が増える。つまりは月に直せば2万5千円。この物価高、2万5千円ぐらいのプラス必要ですよね」

社民党 福島党首
「社民党は日本人ファーストではなく、ライフファースト。生活と人生と命を第一に考える。政治のど真ん中に据えて頑張っていきます」

参政党 神谷代表
「日本人ファーストっていうのは、日本人の賃金を上げましょうなんですよ。順番はまず日本国を強くすること、日本人を豊かにすること、日本人を安心させることが大事です。それをファーストにやるって言ってるんですよ」

日本保守党 百田代表
「とにかく減税。そして行き過ぎた再エネ政策を見直しストップをかける。そして同じように間違った外国人政策、これも直ちに見直したい。この3つをとにかく強く訴えていきたい」

 今回の選挙は、参議院248議席のうち125議席を巡る戦いです。

 各党党首は、物価高対策や政権を担う決意などを訴え、支持の拡大を目指しています。

 参議院選挙は今月20日に投開票です。

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