2025-12-09 01:12:56 配信

シベリアで16万人以上が暖房なし -32℃ 「プーチンの国に移住したい」と住民皮肉

 ロシア・シベリアのイルクーツクで火力発電所が故障し、16万7000人以上が暖房のない生活を強いられています。夜間には氷点下32℃まで冷え込む見通しです。

 イルクーツク州のアンガルスク市などは8日、非常事態を宣言しました。

 ペトロフ市長によりますと、火力発電所の故障で16万7000人以上が暖房のない生活を強いられているということです。

 地元メディアなどによりますと、学校や病院なども暖房がない状態だということです。

 今週のアンガルスク市の気温は日中はマイナス11℃から22℃、夜間はマイナス32℃まで下がる見込みです。

 ロシアの独立系メディアは30年間、公共事業を放置した結果だとして、プーチン政権に対して住民が怒っていると報じています。

 ある住民は経済的に成功していると主張するプーチン大統領への皮肉として「素敵なプーチンの世界に移住するにはどうすればいいのでしょう?」などとSNSに投稿しているということです。

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