ウクライナとロシアの戦争終結に向けた和平案を巡り、アメリカの陸軍長官がウクライナ・ロシア双方とUAE（アラブ首長国連邦）で協議を行っているとイギリスメディアが報じました。

　フィナンシャルタイムズ電子版によりますと、アメリカのドリスコル陸軍長官がUAEのドバイで24日夜にロシア側と協議を行ったということです。

　さらに、25日もウクライナのブダノフ国防省情報総局らとも協議するということです。

　ドリスコル陸軍長官は23日にスイスのジュネーブで開かれたアメリカとウクライナの高官協議にも参加していました。

　フィナンシャルタイムズは、この協議でアメリカが示した28項目の和平案のうちウクライナが受け入れることが難しい領土の割譲などを除いた19項目に絞り込まれたと報じています。