ガザ地区の和平合意が揺らぐなか、交渉を仲介するアメリカのバンス副大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と会談しました。

　バンス副大統領は22日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、ガザ地区の和平合意に関して協議しました。

　会談後にはイスラム組織「ハマス」の武装解除やガザ地区の復興に触れ、「非常に困難な課題が待ち構えている」と強調しています。

　また、イスラエルとハマスの双方が合意への違反を主張し、和平合意の維持が揺らぐなか、アラブ諸国と協議をしたとも明かしました。

　アメリカ国務省はルビオ国務長官が23日にイスラエルを訪問する予定だと発表しました。

　停戦の継続や「第2段階」の協議に向けてイスラエルに働き掛ける狙いがあるとみられます。