2025-07-13 23:59:07 配信

自衛隊機への「特異な接近」 中国国防省が反論「侵入を追跡監視する正当な措置」

 東シナ海上空で中国軍機が自衛隊機に「特異な接近」をしたとして防衛省が懸念を表明したことに対し、中国国防省は「正当な追跡監視だ」と反論しました。

 防衛省によりますと、9日と10日、2日連続で中国軍機が航空自衛隊機に東シナ海上空で複数回「特異な接近」をしたため、深刻な懸念を表明し、再発防止を申し入れました。

 一方、中国国防省は13日、「中国の防空識別圏に侵入した自衛隊機を追跡監視する正当で合理的な措置だ」と主張しました。

 そのうえで「日本の艦隊や航空機が中国側の近接偵察を妨害することがリスクの根本的な原因だ」とし、「両国関係の安定的な発展のための雰囲気を作るよう希望する」と日本に要望しています。

トップへ戻る