全米最大級のアニメの祭典がロサンゼルスで開幕しました。新たな基幹産業に期待が高まる一方、トランプ関税の影響が出ています。

　「アニメエキスポ」には400以上の企業が出展し、4日間で40万人の来場を見込んでいます。

　アニメなど日本のエンタメ産業の輸出額について、経済産業省は2033年までに自動車と同じ水準の20兆円に引き上げる戦略を打ち出していますが、トランプ関税で値上げに踏み切る企業も出ています。

フィギュア販売「壽屋」　砂野貴之さん
「僕らのECサイトで買って下さったお客様に対しては、5％のサーチャージ（追加料金）をお願いしています。今後、関税が変われば、サーチャージもその時の関税によって変わってくるかなと思います」

　一方、コンテンツそのものは関税に影響されにくく、アメリカ市場への期待は高いままだということです。