2025-07-03 03:11:14 配信
NY市長選予備選 急進左派マムダニ氏勝利 トランプ氏「100%共産主義者」と批判

4年に一度行われるニューヨーク市長選挙は民主党の地盤であることから、予備選で勝利した候補者が本選の最有力候補となります。
選挙管理委員会の発表によりますと、マムダニ氏の得票率は56%で勝利に必要な過半数を獲得、2位のアンドリュー・クオモ前ニューヨーク州知事は44%でした。
予備選では市営バスと託児所の無償化、公営スーパーマーケットの設置、大企業や富裕層への増税など急進左派的政策を掲げ、若者や移民からの支持を集めました。
マムダニ氏はアフリカのウガンダで生まれたイスラム教徒で、現在33歳。
7歳の時に家族とともにアメリカに移住し、2018年に市民権を取得しました。
民主党所属で現職のアダムス市長は汚職で支持率を下げたため予備選には出ず、無所属での出馬を表明しています。
マムダニ氏の勝利を受け、トランプ大統領は自身のSNSで「民主党はついに一線を超えた。マムダニは100%の共産主義者だ。見た目も悪いし声も耳障り、頭もあまりよくない」と中傷しています。
全米最大の人口を誇るニューヨーク市の市長選は政治的な影響も大きく、急進左派が躍進したことで民主党の今後を占う選挙としても注目されています。
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