2025-06-19 09:43:18 配信

独、仏、英外相がイラン外相と20日に核協議開催へ 米も開催に同意

 イランとイスラエルの攻撃の応酬が続くなか、ドイツ、フランス、イギリス3カ国の外相がイランの外相と20日に協議を行うとロイター通信が報じました。

 ロイター通信はドイツ外交筋の話としてドイツ、フランス、イギリスの外相がイランのアラグチ外相と20日にスイスのジュネーブで核協議を行うと報じました。

 アメリカ側も、この協議に合意しているということです。

 イランのアラグチ外相は19日、自身のSNSで攻撃を続けるイスラエルを非難したうえで、「我々は外交に引き続き尽力する」と述べています。

 18日、EU(ヨーロッパ連合)の外相にあたるカラス外交安全保障上級代表とイギリス、フランス、ドイツの外相は、すべての当事者が自制し、外交関係に戻るように求める声明を出しました。

 この声明では、イランの核開発について「民生目的の範囲を大幅に超える」として懸念を示すとともにイランに対して交渉に復帰するよう求めました。

 また、イランがNPT(核拡散防止条約)から脱退しないよう警告しました。

 一方で、先制攻撃をしたイスラエルについては「自国の安全と国民を守る権利がある」と指摘する一方で、イランの自衛権には触れておらず、イスラエルに配慮した内容の声明となっています。

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