2025-06-16 19:07:28 配信

ペルー首都で大きな揺れ 降り注ぐ“がれき”地滑りも

 突然、鳴り響いた“地鳴り”。その直後、大きな揺れが街を襲いました。

 南米ペルーで15日。マグニチュード5.6の地震が発生。頭上から降り注ぐ大量の“がれき”。危機一髪の瞬間を防犯カメラが記録していました。

 ミサの最中に地震が発生。司祭が穏やかに避難を促します。

司祭
「落ち着いて、静かに避難しましょう」

 南米ペルーの首都リマを大きな揺れが襲い、多くの人々が建物の外に逃げ出しました。

 リマ近郊の港町カヤオでは地鳴りに続く激しい揺れで、市場は騒然とした状況に。

 地震発生直前の映像。人々がランチを楽しむなか、落ち着かない様子の犬たち。大きく揺れたのは異変に気付いて避難を始めた直後でした。

 アメリカ地質調査所によりますと、震源はカヤオの西23キロで深さは53.5キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.6。沿岸部の広い範囲にわたって地滑りが起きたほか、建物の外壁が崩れるなど、大きな被害が発生。

 当局の発表では、今回の地震でこれまでに1人が死亡、36人がけがをしたということです。

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