2025-05-23 21:06:59 配信

台湾が「全ての月齢」日本産牛肉の輸入解禁

 日本産牛肉の輸入は生後30カ月未満のみに制限してきた台湾当局が、この制限をなくし、すべての月例の牛肉が輸入できるようになりました。

 台湾当局は2001年に日本で牛の病気「BSE(牛海綿状脳症)」が広がったことを受けて日本産牛肉の輸入を全面的に停止し、その後、2017年からは生後30カ月未満の牛肉のみとする制限を付けていました。

 台湾の食品薬物管理署の発表によりますと、専門家らによる安全性の検討を重ねた結果、今月22日付で、この「生後30カ月未満」という制限が撤廃され、すべての月例の日本産牛肉の輸入ができるようになりました。

 農林水産省によりますと、日本では高級銘柄を中心に30カ月以上の牛肉も多いといい、「台湾向けの牛肉輸出が一層、拡大することを期待する」とコメントしています。

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