2025-05-10 18:03:11 配信

盗難仏像 13年ぶりに日本へ 韓国で対馬市の関係者に引き渡し

 対馬の寺から盗まれ、韓国に渡った仏像が13年ぶりに日本へ戻ります。

 1月に長崎県対馬市の観音寺に返還され、その後、韓国の浮石(プソク)寺に貸し出される形でおよそ100日の法要が行われていた「観世音菩薩坐像」が日本へ向けて運び出されました。

 12日には観音寺で法要が行われます。

 2012年に盗まれ、韓国に持ち込まれたこの仏像は、浮石寺が「14世紀に倭寇に略奪された」として所有権を主張していましたが、おととし韓国の最高裁が所有権は日本側にあると判決を下していました。

トップへ戻る