2026-06-06 11:56:07 配信

被告の女(21)に無期懲役求刑 検察「著しく悪質」 男子大学生集団暴行死

 北海道江別市の公園で、男子大学生が集団で暴行を受け死亡した事件の裁判で、検察は5日、被告の女に無期懲役を求刑しました。法廷では、裁判官が被告に対し、強い口調で問いただす場面もありました。

■裁判長が問いただす場面も

川村葉音被告(21)
「事件を起こしたことで多くの人につらい思いをさせ、毎日苦しい思いをさせて申し訳ございませんでした」

 川村被告ら3人は、おととし10月、大学生の長谷知哉さんに暴行を加えて死亡させ、現金やカードなどを奪ったとして、強盗致死などの罪に問われています。

 5日の被告人質問では、将来の夢は小学校の先生だったという川村被告に、裁判長が強い口調でこう問いただしました。

裁判長
「人に暴力を振るってはいけない。それは小学生以前に分からないといけないことですよね」

川村被告
「その通りです」

裁判長
「あなたは何を教えたかったのですか」

川村被告
「だめなことはだめって」

裁判長
「あなたは分かっていないじゃない。むかついたら暴力を振るうんでしょ。お金を取るんでしょ」

 検察からは、「強盗致死は死刑か無期懲役の2つしかないが、どうなると思うか」と聞かれるとこう答えました。

川村被告
「社会に出られる確率は少ない、少ないというか、ほぼないと思っています」

 検察は「川村被告の役割は重要。原因を作り出した」「著しく悪質」などとして、川村被告に無期懲役を求刑しました。

 一方、弁護側は、「真摯に反省している」などとして、情状酌量を求め、懲役13年が妥当だと主張しました。

 判決は今月25日に言い渡される予定です。

(2026年6月6日放送分より)

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