2026-03-13 17:51:49 配信

東急東横線“運転見合わせ”停電か 「急停車でパニック」混乱も

 線路を歩く乗客に、トンネルの中を歩く乗客の姿も。東急東横線は、13日午後0時半ごろから一部の区間で運転を見合わせています。再開のめどは立っていません。

■東横線“運転見合わせ”

 混乱は、帰宅ラッシュを迎えた今も続いています。

「今から塾に行こうと思ってたんですけど、止まっているのを知らなくて、歩いていこうかなと。(塾は)隣の駅なので、徒歩で行けるので。東横線は乗り換えできる駅が少ないから、止まるのは珍しい」

 東急東横線は正午すぎ、停電の影響で一部の区間で運転を見合わせました。

 駅の間で停車している電車。最寄りの駅まで線路を歩く人が見えます。杖をついた高齢者も、誘導されながら歩きます。

 また、SNSの動画では、暗いトンネルを歩く乗客の姿も見えます。

■「急停車でパニック」混乱も

止まった電車の乗客
「東白楽駅を通過した辺りで急に車内の電気が消えた。ちょっと大変なことが起きるかもなと思っていたら、反町駅過ぎた辺りで電車が急停止しまして、電車内の電気がほとんどつかず。そんななかで、急に『今はしごをかけるので脱出しましょう』と放送が流れて、『皆さん電車の先頭に向かってください』と言われたので、結構パニックになって皆が電車の先頭に歩き出して。ちょっと怖かったですね。妊婦さんとかもずっと座ってずっと下を向いていたり、結構列に横入りする人がいたりして一触即発というか。実際電気が消えて、あの急ブレーキは本当に怖かった。すごく謝りながら誘導してくれていました」

 東急電鉄によると、13日午後0時20分ごろ、東横線の大倉山駅からみなとみらい線のみなとみらい駅の間で停電が発生しました。

 東横線は菊名駅と横浜駅の間で、みなとみらい線は横浜駅と元町・中華街駅の間の全線で運転を見合わせました。

 「気分が悪いと訴える人がいる」との通報もあり、20代女性が体調不良で搬送されました。

乗車しようとした人
「全然知らなかった。こんなこと今までないので初めて」
「どうしようかな。実家が白楽でたまたま来ていて、横浜に寄って帰ろうと思ったけど帰れない」

 東急東横線は、東京と横浜を結ぶ大動脈。一日の平均輸送人数は100万人以上とされ、帰宅ラッシュを前に通勤・通学の利用者は混乱します。

乗車しようとした人
「止まっているからどうしようもない。家は隣、白楽。どうしようかな。足が悪いからできれば歩きたくない。いつ動き出すか分からない」
「ここから菊名まで歩いてJR線で行くか、諦めるか2択。停電なので原因は分からないけど不便」

■なぜ停電?

 なぜ停電が発生したのでしょうか。

鉄道ジャーナリスト 梅原淳氏
「電車が電気を取り入れる架線が切れたとか、架線に電力を供給する変電所に何らかのトラブルが生じたか、車両自体に電気を取り入れる部分の例えばパンタグラフとか屋根から出ている部品とかそういったものにトラブルがあって、架線を切ってしまったとか、架線を巻き込んだとか。そういったことで周りも全部停電するということが過去の事例から考えられるが、今のところは分からない」

 運転再開のめどは立っていないとしています。

梅原淳氏
「架線が単に切れただけであればつないで、早くて3時間、もう少しかかれば5時間くらいで済む。例えば変電所そのものが故障していて、電力の供給が難しいとなると、もう少し時間がかかる。ネズミなどの動物が(変電所に)入ってショートしてしまって“ブレーカー”が落ちている状態になると、それを修復するとなると長くて2日程度かかった事例も。“原因が分からない”となるともっと時間がかかるかもしれない」

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