高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」詐欺事件で、逮捕された元代表らが客の高級腕時計2000本以上を売却し、現金18億円ほどを得ていたとみられることが分かりました。

　「トケマッチ」の元代表・福原敬済容疑者（44）ら2人は2023年、都内に住む男性から高級腕時計15本、合わせて1800万円相当をだまし取った疑いが持たれています。

　その後の捜査関係者への取材で、福原容疑者らは客から高級腕時計およそ2300本をだまし取り、全国の買い取り店で売却するなどして現金18億円ほどを得ていたとみられることが分かりました。

　警視庁は福原容疑者とともにドバイへ逃亡した永田大輔容疑者（40）の行方を追っています。