2025-12-16 18:27:46 配信
高齢者の車 スーパー“突入” 午前に“魔の時間帯”なぜ?
15日午前11時ごろ、鹿児島市内のスーパーで買い物客が通路に入った次の瞬間、77歳の女性が運転する車が店内に商品棚を押し込みながら突っ込んできました。店の従業員
「ご年配の方だった。アクセルとブレーキの踏み間違えだったみたいで」
沖縄県浦添市では10日午前9時ごろ、アクセルとブレーキを踏み間違えた高齢女性の車が文具店に突っ込みました。
交通事故鑑定人 中島博史氏
「やっておきたいことは早めにしようという、(店の)開店等に合わせた時間帯に動きやすい」
日没の時間帯は交通事故が起きやすいといわれていますが、実は高齢ドライバーにとって“魔の時間帯”は午前10時から正午となっています。
去年10月にも午前11時半ごろ、70代男性の運転する車がスーパーへ突入。
店長
「すさまじい衝撃音だった」
なぜ高齢者の事故は薄暗い夕方より、明るいお昼前に多いのでしょうか。
交通事故鑑定人 中島博史氏
「高齢の方が車で出掛ける用事は病院や買い物だと思う。そのタイミングに合わせて移動する、交通量が増えて事故につながっている。高齢になると、思ったよりも能力が下がっている。去年のこの時期にできていたから今年もできるはずと思うと、予想外のことになってしまう」
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