全国的に14日朝から荒れた天気となり、大雪に見舞われたところもありました。大雪は生活や交通にも影響を及ぼしました。

■“大雪”も…各地で朝から寒く

　朝の仙台、道路は危険な状況でした。衝撃で黒いワゴン車のフロント部分が大きく破損。単独のスリップ事故とみられます。

　仙台では14日、今シーズン初めて積雪を観測。未明から雪が降り始め、午前8時には7センチまで積もりました。

　発達した低気圧の影響で、北日本では雪が強まりました。

　夜が明けたばかりの盛岡市。盛岡名物「神子田朝市」。年間300日以上営業する“日本一休まない”朝市です。

　午前6時の気温はマイナス1℃ほど。身に染みる寒さのなか、訪れた人々が求めるのは体の芯から温まる料理。

客
「最高」
「ひっつみ汁とおにぎりをいつも食べてる」

　「ひっつみ汁」は岩手の郷土料理。練った小麦粉を手で「ひっつまんで」ちぎり、野菜や鶏肉などと煮込んだ冬の定番です。

客
「これが楽しみ、温かいから」

■東京“まとまった雨”1カ月ぶり

　一方、東京も寒い朝を迎えました。東京でまとまった雨が降るのはおよそ1カ月ぶりです。

親子
「寒い、今年初めてダウン着たかもしれない」

　なにしろ、昼前の気温はわずか4℃。それでも親子が楽しみにしていたのが上野公園のクリスマスマーケットです。

親子
「ホットワイン、温まります」

　寒い日に恋しくなるのは、やはりポカポカのグルメ。

　気温も徐々に上がり、夕方になると公園はさらににぎわいます。

　15日は天気が回復。関東から西は青空が広がる見込みです。