東京・多摩市の商業施設で女性のスカートの中を盗撮したとして金融庁の元キャリア職員の男性が書類送検されました。

　金融庁の元職員の40代の男性は去年8月から9月にかけて、多摩市の商業施設で3回にわたって女性のスカートの中をスマートフォンで撮影した疑いが持たれています。

　警視庁によりますと、男性は事件当時、金融庁から内閣官房に出向していたということです。

　去年12月に東京・渋谷で起きた別の盗撮事件で男性のスマートフォンを解析したところ、数百枚の画像が見つかり、今回の事件が発覚しました。

　警視庁の調べに対して「女性の足が好きで、足を撮影していただけ。下着を撮影する目的はありませんでした」と容疑を一部否認しています。

　男性は今月に入ってから退職していました。