2025-10-28 20:07:39 配信
秋の園遊会“分かれて懇談”なぜ?武豊ら約1800人招待
両陛下主催の「秋の園遊会」が行われました。今回から皇族方が歩くルートが2つに分かれました。一体なぜなのでしょうか。■秋の園遊会“分かれて懇談”なぜ
招待客を出迎える雅楽とジンギスカン。両陛下のおもてなしです。
両陛下が主催で行われる園遊会。雅子さまは淡いブルーの洋装。愛子さまと佳子さまはワインレッドの上下で、まるで双子のような装いです。
高市総理大臣が先導役を務め、懇談が始まります。
俳優で歌手の菊池桃子さん(57)と夫で元経済産業省の新原浩朗さん(66)。
新原浩朗さん
「妻と私、40年間全く同じ職歴なんですが、去年、歌手活動40周年でコンサートとかCDを新しく出したり」
雅子さま
「おめでとうございます」
菊池桃子さん
「それぞれの道で支えあっています」
天皇陛下
「映画で拝見しています」
ろうあ団体の石野さんは雅子さま・愛子さまと、こんなやり取りも。
雅子さま
「手話を習いたいので」
石野富志三郎さん
「これはありがとうという手話です」
愛子さまは「こんにちは」と手話で話し掛けられたそうです。
騎手 武豊さん(56)
「マイクを付けるって言っていたので、緊張します」
緊張が伝わるのは騎手の武豊さんと佐野量子さん夫妻。
騎手 武豊さん
「2年前に東京競馬場にご来場いただいて…」
雅子さま
「おけがをされて…」
騎手 武豊さん
「その日けがをして、両陛下から温かいお言葉をいただき誠にありがとうございました」
2年前の両陛下が観戦された天皇賞でけがをした武豊さん。来月2日には今年の天皇賞も控えています。
騎手 武豊さん
「ご覧になられて…?」
天皇陛下
「見ています」
騎手 武豊さん
「今週も頑張ります」
雅子さまからは次々と馬の名前が出てきます。
雅子さま
「マルガ(競走馬)のいとこにあたる駿馬が皇宮警察に」
騎手 武豊さん
「気性は激しくないですか?」
雅子さま
「激しくはないです。わりとマイペースで。スペシャルウィーク(競走馬)の子どもも皇宮警察にいるんです」
愛子さま
「スペシャルウィークの息子が今、皇宮警察に…」
騎手 武豊さん
「皇后陛下からうかがいました。皇后陛下も、大変競馬にお詳しくて驚いています」
愛子さま
「レースも拝見しております」
同じ馬の話をされる仲良し親子でした。
雅子さまは妻の佐野量子さん(57)に、お気遣いも。
雅子さま
「いかがでいらっしゃいますか?」
佐野量子さん
「けがもあるのでドキドキ。サポートしています」
天皇陛下
「テレビで拝見しています」
両陛下は5分以上、夫妻と話し込まれていました。
天皇陛下
「天皇賞ね」
騎手 武豊さん
「頑張ります」
雅子さま
「楽しみにしています」
話が弾んだ今回の園遊会。今回は途中から両陛下以外の皇族方が別のお道筋に進まれます。なぜ分かれたのでしょうか。
宮内庁担当 吉田遥記者
「招待客は好きな場所で待てるため、一部の場所で招待客が滞留し、体調不良者も出ていた。それを解消するため秋の園遊会では二手にわかれて回ることに。皇族の動きが分かるようシンプルな形にし、招待客を分散することでより広くスペースを使う狙いも」
出席者は…。
騎手 武豊さん
「天皇賞に乗るよりお会いする方が緊張します。『応援しています』とおっしゃってくれた。勝てたらいいなと」
俳優・歌手 菊池桃子さん
「緊張しているという思いと、せっかくの機会なのでしっかりお話させていただきたいという気持ち両方がありました。緊張してあまり覚えていないというのが正直なところ」
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