2025-10-10 10:59:13 配信

「レモン彗星」の撮影に成功 21日に最接近 次に見られるのは1400年後

 夜空に輝く幻想的な緑色の光。山梨県立科学館の職員が「レモン彗星(すいせい)」の撮影に成功しました。

山梨県立科学館 天文グループ 井上拓己さん
「彗星らしい見た目で、いま見えてきていて。彗星の尻尾が見えているが、まっすぐスーッと伸びる青っぽいイオンの尻尾“イオンテイル”と呼ばれているが、それがかなりしっかりと出ていて」

 「レモン彗星」は1月、アメリカ・アリゾナ州にあるレモン山天文台で発見された彗星です。

 次に地球に接近するのは1400年後だと予測されていて、今回はその姿を見ることができる“一生に一度のチャンス”です。

井上さん
「今回逃したら次は1000年以上待たないといけない。写真撮影とか、双眼鏡で見るやり方でも見える可能性は十分あるので、ぜひ挑戦してみてほしい」

 今月21日、「レモン彗星」が地球に最も接近するといわれています。

 その後は、11月にかけて明るさを増していくため、スマートフォンでも撮影できる可能性があるということです。

(「グッド!モーニング」2025年10月10日放送分より)

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