2025-09-15 15:30:15 配信
緊急着陸のユナイテッド機「火災の痕跡なし」システム誤作動の可能性も

12日、成田空港発フィリピン・セブ行きのユナイテッド航空32便は飛行中に貨物室で出火したとの警告表示が出たため、午後9時すぎに関西空港に緊急着陸し、乗客5人が軽いけがをしました。
運輸安全委員会の航空事故調査官は13日から関西空港に入り、パイロットからの聞き取りや、機体の貨物室での調査を行いました。
15日までの一連の調査の結果、貨物室で何かが燃えた痕跡はなかったということです。
現地での調査は15日で終了し、運輸安全委員会は今後、火災発生を知らせるシステムが誤作動した可能性もあるとみて、飛行状況を記録するフライトレコーダーの解析などで原因究明を進める方針です。
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