2025-08-24 19:06:02 配信

関東40℃に迫る 東京は猛暑日7日連続 熱中症警戒アラートは37都府県

 熱中症警戒アラートが37都府県に出されるなど、全国で危険な暑さが続いています。群馬県桐生市では、40℃に迫る暑さとなりました。

■関東40℃に迫る 東京 猛暑日7日連続

 24日は日本各地で残暑の域を越えた暑さとなりました。35℃以上の猛暑日を記録したのは全国で195地点。熱中症警戒アラートは37都府県で発表されています。

 特に関東で気温が上がり、上位6地点を占めました。都心では今年最高となる37.3℃を記録。8月に7日連続猛暑日を記録したのは10年ぶりです。

 24日、日本で最も暑かったのは群馬県桐生市と埼玉県鳩山町で、39.4℃を記録しました。桐生市の猛暑日は10日連続です。サーモグラフィーを使って街をのぞくと、灼熱(しゃくねつ)の世界が映し出されました。53℃と表示されています。

 そんななか、宝徳寺の境内には涼を求める人々が集まります。

「この音色で涼しく感じられます」
「鳴っているだけで気持ちが涼しくなる。気分的に涼めればいいと思う」

 耳に届く涼やかな響きはひと時の安らぎ。まさに音で涼む避暑地です。

 ずらっと並べられた夏の主役、スイカ。兵庫県豊岡市の神鍋高原では、暑さを吹き飛ばす恒例のイベント・スイカ早食い大会が行われました。豪快に食らい付く姿はまさに夏を食べ尽くす戦いです。

 熱い戦いは佐賀市でも。強い日差しに包まれた嘉瀬川では「遣唐使船レース」が繰り広げられました。歴史を背負い、夏を駆け抜ける戦いは暑さを超える熱戦となりました。

 愛知県春日井市ではつむじ風が発生。多くのつむじ風は強い日差しで地面が暖められて起こります。24日、春日井市周辺では38.4℃を記録。10日連続の猛暑日となりました。

 8月に入って初めて猛暑日を記録したのは福島県郡山市。35.2℃まで上がりました。

 8月も下旬ですが、厳しい暑さはまだ衰える気配がありません。

トップへ戻る