2025-08-20 12:28:16 配信

広島市 土砂災害から11年 77人が犠牲 遺族らが追悼

 77人が亡くなった広島市の土砂災害から20日で11年です。被災地では、夜明け前から祈りが捧げられています。

 2014年8月20日未明、広島市の北部で線状降水帯による大規模な土砂崩れが発生し、災害関連死を含む77人が犠牲となりました。

 53人が亡くなった広島市安佐南区の八木地区では、土砂災害が起きたとみられる午前2時ごろから家族を亡くした人らが手を合わせました。

 16人が亡くなった緑井地区では小学校に献花台が設けられ、黙祷(もくとう)が捧げられました。

兄夫妻を亡くす 立川新三さん(88)
「ここへ来たら、10年も11年も変わらないね。節目の20日になるとやっぱりちょっと思い出しますね」

 20日午後は追悼の花火が予定されるなど、祈りの一日が続いています。

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